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ボーンブロス そもそもメモ6 OEM製造するなら鶏骨ベースで 2021-10-06

ボーンブロス そもそもメモ6>OEM製造するなら鶏骨ベースで
●なぜマザーフーズは鶏手羽元限定なのか
●水溶性たんぱく質の含有量
●鶏ガラはどうだろう?
●おすすめの理由
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なぜマザーフーズは鶏手羽元限定なのか

そもそも「ボーンブロス」は、鶏、牛や豚、魚、羊などの骨で作ったものの総称です。
選択肢は複数あるのに、なぜマザーフーズは鶏骨、しかも手羽元限定なのか。
それはマザーフーズが鶏肉専門加工会社だから?
「手羽トロ唐揚げ」を作るときに手羽元から外した骨、これを活かしたかっただけ?
いいえ、それだけではありません。
ある研究報告が、鶏骨のボーンブロスの商品開発の後押しになり、さらにOEM製造を推進する力にもなりました。

水溶性たんぱく質の含有量
「畜骨による新食品素材の開発*」という研究報告は、鶏の骨と牛、豚の骨の組成を比較しています。それによると、
①たんぱく質には水溶性・不溶性・塩溶性の3種がある。

②水溶性のたんぱく質は、調理によってスープに抽出されやすい。

③鶏骨には水溶性たんぱく質が牛骨の2倍以上、豚骨の約1.7倍含まれている。
                      表1**

この数値によって私たちは鶏骨ボーンブロスの製造を自信をもって進めることができたのです。

鶏ガラはどうだろう?
鶏のスープというと思い出すのが「鶏ガラをコトコト煮てスープをとっている人気のラーメン店」や顆粒の「鶏ガラスープの素」。これはお手軽なレシピで大活躍中です。
ですから、ボーンブロスも鶏ガラでOEM製造してもいいのではないか?というご提案をいただくこともあります。鶏手羽元の骨限定でしかボーンブロスのOEMは受けてもらえないのか?とのお問合せもいただきます。

もちろん、お客様のご希望があれば鶏ガラベースのボーンブロスもOEM製造が可能です。しかし鶏ガラは、複数の部位が混在します。その時どきの部位や、骨と肉の比率の違いで、栄養成分の含有量にばらつきが出ることがあります。また、調理前に内臓や血管、余分な脂等を取り除き、洗う作業も必要になりますので、コスト面からもよくご検討いただくことをお伝えしております。

おすすめの理由
鶏手羽元の骨限定で作られたボーンブロスを基本にOEM製造をお勧めしているのは、ロットごとの品質のばらつきを一定基準内に収められることが、大きなメリットだからなのです。

マザーフーズでは、鶏骨を安定的に確保し、効率的にたんぱく質を抽出したボーンブロスをご用意。OEMのご相談をお待ちしております。

**出典:「畜骨による新食品素材の開発 / 富山県食品研究所研究報告 1:63-74,1993」より構成

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