INFORMATION お知らせ
コラム 10:そもそも「コラーゲン」の役割は?どれくらいとればいいの? 2021-02-03お知らせボーンブロス商品開発
化粧品やサプリメントで「コラーゲン」という表記をよく見かけますが、「なんとなく、入っている方がよさそう」というイメージで購入されている方も多いようです。使用実感をお尋ねしても「今一つ効果を実感できない…」というお答えも多かったのです*1。
エム ボーンブロススープのパッケージにも、1袋あたり6,720㎎のコラーゲンが含まれている、と表記しています。これをお伝えしても、それが多いのか少ないのか、そもそもコラーゲンがどうして重要なのか、よくわかりませんよね。
このコラムでは、コラーゲンが体の中でどのように役立つのか、またどの程度の量を摂取したらよいのかをお伝えします。
●コラーゲンは細胞の土台です。
人体は約60兆個の細胞から構成されているといわれていますが、その細胞はアミノ酸からできています。そしてコラーゲンはそれらの細胞が定着する土台の役割をしています。コラーゲンは繊維状になっていて、そこに細胞がくっついているのです。
コラーゲンは体中にありますが、皮膚を例にしてみましょう。一番外側の表皮の下に真皮があり、真皮の70%はコラーゲンといわれています。つまりコラーゲンは、表皮を支える土台を作っているのです。
●関所を避けて材料補給
しかし土台は時間とともに劣化していきます。柔軟性が失われていくと、細胞の定着も弱くなってしまいます。新しいコラーゲンを補給して、作り替えていかなければなりませんが、外側から投入するのは、ちょっとむずかしいことなのです。というのも、表皮の一番外側の角層には、バリア機能と保湿機能があり、肌の表面からほこりや菌などが体内に入るのを防ぎ、体の水分の蒸散しすぎを防ぎ、乾燥しないようにするという二つの役割を果たしているからです。
悪いものを入れない、大事なものを逃がさない機能は、関所のようなもの。関所を通らず、違うルートから新しいコラーゲンを運べるのが、食事から摂る方法です。
●体内からのコラーゲン補給は体中に
化粧品などに含まれているコラーゲンは、とても小さな分子に分解されたもので、表皮のバリア機能をすり抜けて真皮まで届かせる方法です。
食事から摂るコラーゲンは、身体の内側から土台を新しくしていく方法。肌だけでなく内臓や血管、歯茎や膝関節など体中の土台の材料となります。
では、1日にどれくらいの量を摂ればいいのでしょうか。
●1日に5,000㎎以上が目安
ある研究*2では、7週間毎日、5gまたは10gのコラーゲンペプチドドリンクを飲むグループとコラーゲンの入っていない飲料を飲むグループの皮膚の状態の体感を評価してもらいました。
その結果、コラーゲンドリンクを飲んだ人たちの7割以上が「肌の調子が良くなった」と答えました。飲んでいない人たちが2割程度だったのと比較すると、ずいぶん多いと思われます。
他にも実験や研究が進められており、今の段階では1日あたり5,000㎎~10,000㎎のコラーゲン摂取を目安にするとよいといわれています*3。
では、実際に私たちはどれくらいのコラーゲンを摂っているのでしょうか。
●実際に摂っている平均コラーゲン量は1,900㎎
20代から50代までの日本女性を対象に、普段の食事から1日あたりどれだけのコラーゲンを摂取しているかを調べた調査*4があります。それによると平均して1,900㎎でした。目安量の5,000㎎~10,000㎎に比べると、半分以下しか摂れていないことになります。
食事内容をもう少し詳しく調べてみると、パン食の時に少なくなりがちということがわかりました。ごはんに比べておかずの数や種類が少なくなるためのようです。ごはんのお供になりやすい肉や魚、大豆などの入ったおかずなら、知らず知らずのうちにたんぱく質を摂ることができますが、
パンの時は、おかずの種類を増やすことを少し意識した方がよさそうです。
最近はおいしいパンをたくさん選べるようになりました。でも、そのせいでコラーゲン不足になるのは残念なこと。そんなときはエムボーンブロススープを添えてください。おいしい食事を楽しみながら、6,720㎎のコラーゲンが補給できますよ。
*1)大阪産業創造館モニター会アンケート結果(2020年11月実施)より
*2) コラーゲンの肌への作用・最新研究(2009)
*3) 天然素材コラーゲンの機能性(2010)
*4)20代から50代日本人女性における食事由来コラーゲン推定摂取量の特徴(2012)
-
FM802、FMCOCOLO様とチキンボーンブロスを共同開発!!
-
コラム16:その習慣が筋肉をツクる。朝食でタンパク質を20g確保!
-
環境万博まであと3年+α!持続可能な食品開発をOEMで
-
人もペットも100年時代。備える商品開発を無添加ベースで
-
ボーンブロス新製品開発。リスク低減と時間短縮のコツ