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コラム4:体の中の1/15はコラーゲン! 2019-10-18

開発中のマザーフーズのチキン・ボーンブロスは、コラーゲンをじっくり抽出することを追求しています。
「コラーゲン配合」という文字は、食品や化粧品などでよく見かけますよね。
「なんとなくお肌によさそう」というイメージはあるものの、あらためてコラーゲンって何か、と聞かれると、なかなか説明できないもの。物質の種類やその働きについて、ここでおさらいしてみましょう。

コラーゲンはたんぱく質の一種で、私たちの身体のさまざまな場所に存在し、大切な働きをしています。
その量は身体のタンパク質の中でも最も多く、身体の約1/15がコラーゲンといわれています。
しかし、年齢とともに体内で作られるコラーゲン量は減ってきます。すると、外見では肌のハリがなくなってきたり、関節が固くなって動かしにくくなったり、といった不調につながります。そこで、コラーゲンを日頃から補うことが大切なのです。

コラーゲンの効能は、研究や実験によって証明されています。いくつかご紹介しましょう。

1、骨を丈夫にする
骨にはカルシウム、とすぐに思いつくのですが、実はコラーゲンも必要なのです。骨の内側には、コラーゲンでできた繊維があり、カルシウムの粒がその繊維にくっついて骨を作ります。つまり、くっつける土台のコラーゲンが不足していると、カルシウムがくっつくことができず、骨に空洞ができてしまい、もろくなります。これが骨粗鬆症につながってしまうのです。まずはコラーゲンで土台作りが必要なのですね。

2、関節の痛みを軽くする
関節は、骨と骨とが直接ぶつからないようにしている柔らかいクッションのようなものです。そのやわらかさはコラーゲンが形成しているので、不足すると硬くなってしまします。すると、骨と骨が直接ぶつかり合いやすくなって、ヒザなどの痛みにつながってしまいます。コラーゲンを積極的に摂り、関節を柔らかく保つことで、痛みを軽くすることができます。

3、美肌効果も実感あり
皮膚の「真皮層」の70%がコラーゲンによって構成され、ハリや弾力を支えています。しかし新陳代謝が活発でなくなってくると、古いコラーゲンが残り、肌のハリをしっかり支えられなくなってしまうのです。25歳をピークに40歳では約1/2、60歳で約1/3になってしまうと言われています。
コラーゲン入り飲料で実験したところ、毎日飲んで7週間目には8割以上の人が「肌の状態が以前より良くなった」と答えました。毎日少しずつ新しいコラーゲンを補っていくことで、ハリを維持することができるのです。

4、免疫力アップ
コラーゲンは骨や皮膚以外に、粘膜を強化、修復する働きをしています。特に腸の粘膜を健康に保つことは、体全体の免疫力を向上させます。腸は「第二の脳」といわれているのですが、それは体によくないものが体内に入ってしまったとき、脳が指令を出すよりも先に腸が危険を察知し、体の外へ排出するようにできているからです。この仕組みを「免疫」といいます。腸が正常に働いて、悪いものを追い出してしまう状態を維持できれば、免疫力もアップするというわけです。

体の1/15を占めるコラーゲン。いつもの食事で続けて摂ることで、知らず知らずのうちに「あれ、なんだか調子いい」と感じることができますよ。

マザーフーズでは、ただいま新製品「チキン・ボーンブロス」を開発中です。
詳しくはこちらをご覧ください。

※参考文献:小山洋一,天然素材のコラーゲンの機能性,皮革科学,56,71-79(2010)

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