手羽トロの骨で作る ボーンブロス  ストーリーDevelopment Story

手羽トロの骨で作る ボーンブロス  

2013年、手羽トロ唐揚げ発売。以来、ずっと増産を続けてまいりました。当時、あまり人気がなかった手羽元でしたが、「鶏の命を丸ごと活かしたい」という思いから生まれたのです。

しかし、食べやすくするために外した骨のことが、私たちの心に引っかかっていました。丸ごと活かしたいと思っているのに、骨を活かせていない、なにかいい方法はないだろうか。
そんなある日…

骨を煮出したスープ、「ボーンブロス」との出会い

ニューヨークで「牛や鶏の骨から煮出したスープをテイクアウトできる店が繁盛している」というニュースを小耳にはさみました。
それが「ボーンブロス」でした。
「ボーン」が骨、「ブロス」は長時間じっくり煮出した出し汁のこと。欧米の家庭ではストーブの上の鍋でコトコトごく弱火で、半日から3日かけて煮出して、それを料理のベースに使っていました。インスタント製品が少なかった20世紀半ばくらいまでの頃です。

その出し汁は、体の具合が悪い人でも飲みやすく、回復の手助けをする「体に優しいスープ」だというのです。関節痛は楽になったり、髪や肌の艶がよくなるという情報もありました。それは、この出し汁の中にコラーゲンが含まれているからなのです。骨に含まれているコラーゲンをじっくり抽出し、そのあと脂分を取り除きます。そうすると、高たんぱくで低脂肪になるのですね。
コラーゲンはたんぱく質の一種で、皮膚や関節のクッションを構成しています。また、胃や腸の内膜を修復する効果もあるというのです。

骨がこんな重要なたんぱく源だったこと、これまで活かしきれていなかったことを、改めて知ることになりました。

作ってみよう、お母さんのために

当社の従業員S子から「手羽元の骨で『ボーンブロス』を作ってみたい」と提案がありました。体の具合がすぐれないお母さんにボーンブロスを飲んでもらい、少しでも元気を取り戻してもらいたいという強い気持ちから、レシピや作り方を調べ始めたのです。

インターネットでもレシピ情報はありましたが、それぞれ分量や配合比率、煮る時間の長さもまちまち。それは各家庭それぞれの方法がある「おふくろの味」のようなものだったからでした。
共通しているのは、一般的な家庭にある食材だけで作っていること、煮出した後のブロスを冷蔵庫で冷やすこと。冷えると表面にはホワイトチョコのような脂の層が固まります。その下には、透明感のあるプルプルのゼラチン質のスープができています。

プルプル感の素は「コラーゲン」。鶏の軟骨や関節などに多く含まれていますが、手羽元の骨だけでも、プルプルのボーンブロスができるのだろうか。
前例がなかったのですが、それでも、まず始めてみました。

毎日のコラーゲンで、いつの間にかいい感じ

何度も試行錯誤していくうち、鶏のいい風味と野菜の甘み、リンゴ酢の酸味がほんのりと感じられる、飲みやすい味になってきました。塩気がほとんどないので、飲んだ後にのどが渇きません。

S子の母親も毎日飲み続けるうちに、だんだん顔色が良くなってきました。これは続ける価値があると思えるようになりました、もちろん、薬ではありませんので、すぐに何かが劇的に変わるというものではありません。
たとえるなら、500円玉貯金?少しずつコラーゲンを毎日ためていき、知らず知らずのうちに体調のベースが整っていく、というイメージです。

しかし、実際に試作してぶち当たった壁は「半日から3日間も鍋を火にかけたまま」という点でした。忙しい21世紀になって、すたれてしまったのも納得です。

家族にも、もっと多くの人にも

誰にとっても、長時間煮出すのはたいへんなこと。もし代わりに作ってくれる人がいたら、本当に助かるなあ、というのが率直な思いでした。もっと簡単に、いつでも手軽に飲めるなら、うれしい人も多いはずです。

試作品は、他の社員も持って帰って飲んだり、家族に飲ませるようになりました。体が弱く、体育の授業に出られなかった子どもも、1年間飲むうちに骨密度が高まり、医者から体育OKのお墨付きをもらったことが、一つの転機となりました。

社内で「これは世の中の多くの人に役に立つんじゃないか」「骨粗しょう症になりやすい高齢者や、身体をいたわるアスリート、肌や髪をきれいにしたい女性、いろいろな人に飲んでもらいたい」という声が上がりました。

その後、弊社の代表も膝を怪我し、ボーンブロスを毎日飲んでみたところ、痛みが軽減し思わぬ速さで歩けるようになりました。さらになぜか体重も減り、よし、もっと多くの人に飲んでもらおう!と意欲がますます強くなり、製品化への道が始まったのです。

高コラーゲン・低カロリーの客観的なデータ

手羽元の骨をじっくり煮出したら、ゼラチン質のプルプルのスープがとれることは試作で証明できました。そこで、栄養成分を分析試験で調べて、科学的なデータを示すことにしました。

鶏由来のボーンブロスの先行商品はすでにいくつかありましたが、コラーゲン推定量をはっきりと示した、比較になるものが見当たりませんでした。そこで「コラーゲンたっぷり」と表示されている「丸鶏スープ」のコラーゲン量を目安にしてみました。

結果、丸鶏スープのコラーゲン量を100とすると、私たちの試作品は80くらいでした。しかし、カロリーを比較すると、丸鶏スープ100に対して60。

コラーゲン量の割にはカロリーは低い、ということが比較によって明確になったことで、私たちのボーンブロスは「高コラーゲンで低カロリー」とお伝えできるようになりました。

実感を語る声を集める

同時に、アメリカで出版されているボーンブロス関係の本を取り寄せ、情報を集めていきました。
ニューヨークでボーンブロスのテイクアウト店がオープンしたのは2014年。
同じ年に「Nourishing Broth: An Old-Fashioned Remedy for the Modern World」という本が出版され、アメリカでボーンブロスに注目が集まるきっかけになったといわれています。この中では、ボーンブロスを飲み続けることで、体の具合がよくなった実感を語る声が多く見られました。

長く続けられるボーンブロスに

いまや、アメリカのスーパーマーケットでは紙パック入りのボーンブロスが定番商品。取り寄せて社内で試飲しました。原材料や成分表示もはっきりと示され、安心して飲むことができました。
ただ残念なことに、味は、試飲メンバーのほとんどの味覚には合わないものでした。習慣的に飲み続けるには、私たちに馴染みのある味わいであることが重要だとわかりました。

こうして、私たちが目指す製品の条件がだんだん絞られてきました。
1.安心・安全な原材料
2.飲みやすい味、飽きない味
3.適切な価格
4.保管しやすいこと
5.明確な栄養成分表示

未来が楽しみになるスープ

さまざまな方や企業にご協力いただき、おかげさまでマザーフーズのボーンブロスは「エムボーンブロス」として製品化することになりました。
トラブルが起こる前に防ぐ「未病」の手段のひとつとして備えていただくものとして、長く飲み続けていただきたい。続けていくうちに「なんだか調子がいい」と実感していただける、「未来が楽しみになるスープ」です。

●たっぷりの鶏手羽元の骨と野菜とリンゴ酢をじっくり煮込んで作っています。
●すべて国産原料で国内製造しています。
●プレーンタイプは、香料・着色料・保存料・食品添加物・化学調味料・食塩等は無添加。
●小さなお子さまからお年を召した方まで、安心してお召し上がりいただけます。
●常温でも、温めても冷やしても、飲みやすい味に仕上げました。
●和洋中、ほとんどのお料理のベースとしてお使いいただけます。
●飲みきりサイズの160g。
●長期保存に便利な冷凍(1年)・レトルトタイプ(2年)があります。レトルトは携帯にも便利です。
●オンラインショップでお買い求めいただけ、ご自宅までお届けいたします。

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